「世直し」かわら版 No.22


ごみ有料化可決!
〜来年4月から戸別収集、来年10月から有料化へ〜
 ごみ有料化に関する議案が9月議会に提案され、賛成多数で可決されました。今回提案された有料化の具体的な方策は【表1】のようになっており、今後はこの指定された袋を近所のコンビニやスーパー等で購入し、可燃ごみと不燃ごみを捨てるようになります。また、収集方法についても、これまでのステーション方式から、戸建住宅については戸別収集方式になります(集合住宅ではステーション方式のままです)。もちろん、生活保護世帯などを対象に一定の減免措置も検討されています(表2)。

 私はこのごみ有料化に関する議案に対し、次の理由から賛成しました。一つには、現在市内で稼動している最終処分場が1ヶ所しかない中で、仮にこの処分場が一杯になってしまった場合に、改めて広大な用地を確保し、新たに最終処分場を建設することは極めて困難であり、今の段階から処分場の延命化を図る必要があること。また、温暖化に象徴される地球環境問題に対応するためにも、これまでのような焼却に依存したごみ処理から、できる限り環境に負荷をかけないごみ処理へと転換する必要があり、同時にごみそのものの削減にも取り組む必要があること。さらには、資源小国である日本が今後とも現在のような豊かさ・繁栄を続けて行くためには、これまでのような大量生産、大量消費、大量廃棄型社会を見直し、できる限り資源を大切にする国、ものを大切にする社会を構築しなければならないこと。そのためには、これまでのように様々なものを購入・消費し、出てきたごみの処理を全て役所に任せるのではなく、少なくとも自分たちが購入・消費し、出てきたごみについてはリサイクルなり、再資源化といったルートに乗せるところまではしっかりと自分たちで責任を負って行く社会へと変える必要があること。もちろん、こうした市民意識の変革と同時に、様々な製品や商品を生産している生産者側の責任も問われなければなりませんが、そうした生産者側の責任の追及は藤沢市単独では難しく、むしろ国レベルでの対応が望まれます。いずれにしても、こうした市民意識の変革と生産者側の責任があって初めてごみの減量化が現実のものになってくるのではないかと考えています。そういった意味において、私はごみの有料化は一つの方策ではないかと考えています。

 今後は、来年4月からの戸別収集、来年10月からの有料化の実施に向け、市内全自治会を対象に説明会が行われますが、ごみ減量化という目的を達成するためには、どれだけ市民の理解と協力が得られるかが重要なポイントになります。また、袋代として徴収した手数料の使い道も今後の課題の一つです。私は、ごみ有料化の大きな目的がごみの減量化である以上、生ごみの分別収集・再資源化など、さらなるごみの減量化、再資源化に結び付く施策に限って手数料が使われるべきだと考えています。いずれにしても、今後とも市側の取り組みを引き続きチェックして参ります。

【表1】可燃ごみ&不燃ごみの処理手数料
ごみ袋 5リットル 10リットル 20リットル 40リットル
袋代 10円 20円 40円 80円

【表2】有料化免除対象世帯と対象品目
免除対象世帯 免除対象品目
・生活保護受給世帯
・児童扶養手当受給世帯
・特別児童扶養手当受給世帯
・草、葉
・おむつ
・ボランティア清掃ごみなど

◎ 議案に対する本会議質疑から ◎

原てるお: 有料化後、一時的にごみの排出量が減るものの、その後数年経つとまた元の水準に戻ってきてしまう「リバウンド現象」が先行他市の事例で見られますが、本市として、この「リバウンド現象」に対してどのような対策を講じられるのか、お聞かせください。

環境部長: リバウンドの発生要因の一つとして、有料化に関わる手数料額により、その減量効果が変化するという研究結果もあるようですが、市民負担にも関わることですので、1ヶ月500円程度の負担額を標準額と想定する中で、リバウンドが極力抑えられる金額として決定したものです。

リバウンド対策は、組成分析の結果等を定期的にお知らせする等、市民の減量に対する意識啓発も重要なことと考えておりますので、これらもあわせて継続的に実施して行く中で、対処して参りたいと考えています。

原てるお: 生活保護世帯等には有料化の減免措置が講じられますが、具体的にその方法はどうなるのか、お聞かせください。

環境部長: それぞれの事務担当課から、対象世帯に対し、一定時期に指定袋引換券を送付させて頂き、対象免除者は、その券を本庁及び市民センター、公民館にご持参頂くことで、年間104回分の可燃ごみ、同じく26回分の不燃ごみに関わる指定袋をお渡しするよう検討しているところです。また、指定袋の在庫管理等の体制を確保することが可能な範囲で環境部に属する施設においても、指定袋の配布ができるよう検討して参りたいと考えています。さらに、免除対象者が「ふれあい収集」の対象者である場合は、収集職員が収集に合わせて、指定袋を配布することができるよう検討して参りたいと考えており、「ふれあい収集」の対象外の免除対象者については、個人情報保護の観点から、指定袋の引き取り代行が可能かどうか検討して参りたいと考えております。

※質問と答弁の内容については一部を要約して掲載させて頂きました。正確な内容については議事録をご参照ください。また、議事録が作成されるまでの間、市議会のホームページでも録画中継を見ることができます。そちらもご利用ください。

◎ 自転車駐輪場問題、その後・・・ ◎
決算特別委員会で市内の駐輪場問題について我が会派の委員に質問を託し、前向きな答弁が得られました。その主な内容は次の通りです。

委員: 藤沢駅北口の駐輪場対策はどうなっているのか?

交通安全課長: 市役所新館前にある市役所前第2駐輪場を改修し、収容台数を増やす予定です。具体的には、平成19年度に設計、平成20年度の施行に向け取り組んでいるところです。

委員: 六会日大前駅東口の駐輪場について、3階部分を駅舎と連結し、利用者の利便性を向上できないか?

土木部長: 早急に対応を図って参りたいと考えております。

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